Shadow of the Beast

2016年5月21日
もし『Shadow of the Beast』がもう少し効果的に作られていたら、郷愁的な脅威を紡ぐアブない物語と呼べた。このリブート作品は心からオリジナル版を愛する者達によって生み出されたように思えるが、あまりにも縛られ過ぎている。現代的なアイデアはどこにも注がれてなく、時代遅れの要素も削がれていない。

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海外で5月17日よりリリースされた横スクロールアクションゲーム『Shadow of the Beast』のレビューをお届けしました。平均スコアは67点。高評価が16件、賛否両論の評価が18件、低評価が4件と、レビューの分布自体は悪くないご様子。80点オーバーの好スコアが目立つものの60点前後に留まるレビューも多く、30~40点台の辛口評価も見られます。一方でユーザーレビューにおいては高評価が54件、賛否両論が2件、低評価は18件。「これまでで最高のリブートゲーム」とも評されていましたが、現代的なアプローチの不足には不満の声も寄せられていました。

海外メディアによるレビューでは「古典的で高難度な作品が遊びやすくなっている」「アートディレクションが刺激的」「リプレイ性が高い」といったポイントが好印象だったご様子。全体的な難易度設計は一般的プレイヤーの成長曲線を鑑みた上でも上出来だったようですが、意外にも「ボス戦が簡単過ぎる」との声も。オマケ的映像を閲覧しないと十分理解できない物語も、評価が大きく割れる原因となってしまった模様です。
http://www.gameplanet.jp/%E3%83%9E%E3%83%93%E3%83%8E%E3%82%AE/

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